滋賀県立米原高等学校のWebページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は、昭和38年(1963年)に普通科の高等学校として開校し、昭和45年(1970年)に県下初の理数科が、平成13年(2001年)に普通科に英語コースが設置されました。清らかで素直、誠実で情に厚いことを意味する「清純敦厚」、これを校訓とし、純朴で温かい雰囲気の中で、確かな学力を育み、自律性を養い、主体性を発揮できる個性豊かな人材を育成する教育を行ってまいりました。
例えば、平成14年度には、文部科学省からスーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール(SELHi)事業の研究指定(3年間)を受け、先進的な英語教育の研究に取り組み、その実践や成果は、現在の英語コース、本校の英語教育にも継承されています。他、県の先進的な教科指導改善に向けての研究指定等も受け、教育内容や教育方法等の充実を組織的、継続的に図り、実践してきました。
現在、本校は、1学年あたり、普通科5クラス(普通類型4クラス、英語コース1クラス)、理数科1クラスの合計6クラス、3学年全体で18クラス。全校で700名を超える生徒が在籍しています。平成24年から25年にかけて新校舎(新館)や体育館が完成、念願の本館トイレ等の全面改修も令和6年度に実施されます。開校以来の豊かな自然とともに、素晴らしい教育環境のもとで、生徒たちは、日々、意欲的、探究的に、勉強に部活動にと、活発な学校生活を送っています。
このような本校の教育活動は、保護者、地域や関係機関の皆様、各界でご活躍の同窓生の皆様等、多くの方々のご理解、ご支援の賜物と深く感謝しております。
さて、令和4年度入学生から年次進行で始まりました新学習指導要領が、令和6年度に完成年度を迎えました。人工知能AIやビッグデータ、ロボテックスなど、先端技術がますます高度化し、産業や社会生活にどんどん取り入れられ、グローバル化や高齢化社会の進展などと相まって、社会がこれまでになく急激に変化しています。先般のコロナ禍が、一層、その変化を加速させ、社会を見通しがつきにくい状態にしてきました。子どもたちが、直面する幾多の課題に主体的に向き合い、多様な人々と協働する中で、最適な解を生み出すなど、新学習指導要領はこの変化する時代を力強く生き抜く力の育成を目指しています。
本校生徒はほぼ全員が上級教育機関へと進学していきます。開校以来、地域の進学校として、その使命を果たし、期待に応えてまいりました。今後とも、引き続き、授業を中心とした学習活動、および部活動等を通して、教職員が子どもたちに深く寄り添い、保護者等の皆様と密に連携を取りながら、時代に必要な力を育成し、満足する進路希望を確実に実現できるよう、教職員一同、全力で励んでまいります。本校教育活動の一層の充実、推進に向け、皆様の変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
令和6年4月1日 滋賀県立米原高等学校 第23代校長 一色 重紀
“清純敦厚”
開校以来、米原高校の教育の基本となっています。
「敦厚」とは「真心があって人情深い」こと。
米原の「米」の字を図案化し、 これをバックに「高」の字を配したもの |
作詞は、昭和38年当時、日本詩人会長であった
安藤一郎氏によるもので、作曲は、1960年度 NHK作曲コンクール第一位の塚谷晃弘氏による |
学校教育重点目標
『一人ひとりの個性と能力を伸ばし、生徒・保護者・同級生・地域の期待に応える教育を実現する』
緋色(ひいろ)
「緋」とは火のような、濃く明るい紅色のことをいいます。
火のように意気高く燃え上がるものの象徴として、また、近在の西円寺住職、香衣上人の衣が「緋」であったといういわれに基づいています。
現在女子生徒のネクタイにこの色が使われています。
科・コース | 1学年 | 2学年 | 3学年 | 合計 |
---|---|---|---|---|
普通科普通類型 | 4 | 4 | 4 | 12 |
普通科英語コース | 1 | 1 | 1 | 3 |
理数科 | 1 | 1 | 1 | 3 |
合計 (学級数) | 6 | 6 | 6 | 18 |
男子の制服は詰め襟学生服です。
女子の制服は、濃い紺色のジャケットとスカートに緋色のネクタイ。
ペットボトルからの再生繊維でできています。
台湾 新北市立新店高級中学校